有松は、17世紀の初めに拓かれた東海道の中では比較的新しい宿場町です。実はそれまで有松周辺はおいはぎが多く、たいへん物騒だったことから、幕府の令を受けて人々が住むようになったのだそうです。慶長13年(1608)に、江戸や京、お伊勢参りの旅人たちの休憩のために、尾張藩が間の宿(あいのしゅく)として、鳴海宿と池鯉鮒宿(知立)の間に町がつくられこれが有松です。
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