エンリケ航海王子の奨励で始まる海外進出はポルトガルをヨーロッパ最大の貿易国に発展させた。貿易の富は、マヌエル1世の時代にマヌエル様式と呼ばれる独自の建築様式となって花開く。ジェロニモス修道院は、大航海時代のエンリケ航海王子とバスコ・ダ・ガマの偉業をたたえるため、16世紀初頭、マヌエル1世によって建造された。ベレンの塔は、バスコ・ダ・ガマのインド航路発見の偉業をたたえて建てられた石造りの塔。テージョ河の河口にあり、リスボン港に出入りする船を監視する要塞としての役割も果たしていた。
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