| 廃なるもの探訪 | |
| 名前の無い消え入りそうな山道であっても、かつて人々が築いたからこそ存在するのであり、どの部分にも長い年月に渡る人間活動と自然の浸食の歴史が刻まれているはずです。放棄され自然に回帰しつつある道を辿るとき、道が自らの一生を語りかけてくるようでもあり、長い時を隔てて過去の人々と接しているようでもあります。 子供の頃から廃れゆくものに強い関心がありました。何故そうなのかいまだによく解りませんが、廃れゆくものへの関心が自分の山歩きの原動力の一つであることは確かです。歴史上重要な役割を果たしてきた場所を幾つか探訪してきましたが、それらのほとんどは、十分な資料が残されていなかったり、資料があっても埋もれてしまい、人々の記憶から消え去ろうとしています。自分の目でみた消え行く姿を記録にとどめWeb上で公開することで、ささやかながら後世に歴史を伝える一助となればと思います。 |
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