2012年2月9日 木曜日 | 笠岡駅 | ![]() |
阿賀駅 | ![]() |
大空山 | ![]() |
休山 | ![]() |
アレイからすこじま | ![]() |
水野公園 | ![]() |
海員会館(泊) | ||
呉市阿賀 「大空山公園」 | 8:20 | 10:38 | 11:40頃 | 14:10頃 | 16:10頃 | 16:55 | 17:55〜 |
山頂が近くなってきたら呉のランドマークとも言える「灰ヶ峰」が見える。すばらしい山容だ。
大空山公園には「青年の家」もある。三階建ての古い社員寮に似ている。ほぼ利用されていない様子。
青年の家の前から見る山頂。
展望台があるぞ。
山頂への車道沿いに
年期が入った近代遺跡があった。
これは戦争遺跡だな。
どこに案内板はあるのだろう?
前にも後ろにも横にも上にも、案内標識はなかった。↑↓。
大砲弾薬庫だろうな、
しかも、たぶん明治の。
坂道を少し登ると「平和の庭」があり、桜の公園になっていた。
その桜の公園の半分は砲座の跡が残っていた。
アーチ状の穴を覗きこむと暖炉のようなものが置かれていた。
片方は扉がかかって内部は見えない。
砲座が二つ。これが二個並んでいる(計4座)
上から見る砲座の跡。
石とコンクリートの砲座跡。
第二次大戦でなく、日露戦争に備えた砲座だろうな。
そう思いながら山頂の展望台に登ろうとしたら、
そこの基礎部分がまた戦争遺跡だった
石やコンクリートの状態が先ほどの砲座跡より新しい↑↓。第二次対戦の遺跡だろうか?
しかし
碑もない・案内板もないというのは、いったい、どういうことだろう。
これでは「平和を語る」資格もない!
と一瞬思ったが、これが平和日本の現実だったと思い直した。
それに
ちゃんと破壊せずに「残している」、
しかも「立入禁止」やシートで覆い見せないのでなく、ちゃんと見せている。
呉市の場合はまだいい方だと・・・・情けないながらも・・・少しだけ評価できる。
展望台からの展望はよかった。
阿賀の町、背後の休山。
倉橋島方面。
広大川と広の市街地。
灰ヶ峰。
これが山頂展望台の案内地図。
展望台を少し下ると桜の公園や展望所がある。
呉市の大空山公園は「桜名所」の公園であって、
「戦争遺跡」の山ではない・・・・と言いたそうだ。
呉は今も昔も海軍の街だ。ありのままに伝えるのがいちばん良いと思うけどな。
そう思いながら山を下った。
次に行く休山。大きな山だ。
阿賀駅の近くに下りた。
こんどは「休山トンネル」を目指す、そこが休山の登山口。車道だけど。
柱が残った鳥居。
これは2001年の「芸予地震」で崩落した鳥居。
建物は瓦も落ちたので、併せて地震の記録として残しているそうだ。
ここが休山トンネルの東側入り口。
この左の道を山に向かって登る。
車道は墓苑を横切る。
広の街が下方に見えてきだした。
2012年2月12日