2012年1月26日 木曜日 | 山口 | ![]() |
伽藍山 | ||
笠岡市山口 | 8:20〜9:09 | 9:29〜10:48 |
(四季の歌)
『冬を愛する人は 心ひろき人』
えいちゃんが「心ひろい人」か?
と言えば、心ひろくない。
でも「冬を愛する」人でないか?
と聞かれれば、いちおう冬を愛している。
冬だろうが、夏だろうが
「愛し」ながら生きていくのは人間の知恵だもんねぇ。
では、たまには、
えいちゃんも風流な心をもって
「春はあけぼの」で有名な清少納言と同じ(というか真似をして)冬を楽しんでみよう。
冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず
朝がいいんだな。しかし、雪は笠岡の場合「雪の降りたる朝は」滅多にない。
霜のいと白きも、
今朝は霜が「いと白い」。
またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。
今は「いと寒く」ても、
火の変わりにエアコンやストーブがあるので「炭」を「もて渡る」家はない。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、
昼になり、だんだん気温もあがる。
火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。
火鉢は火よりも灰の方が多くなる。それは、それで風情があるのだけどな。
まあ、火鉢も家庭から消えてしまった現在では
火鉢の思い出事態が既に、なつかしい感じがする。
2012年1月31日